気づく力
先日、SONGSの松田聖子さんの回をみた。予告の彼女の醸し出す音に惹かれてのことでことだった。音が大きく変わっていたのだ。
昨年10月と年末の紅白の松田聖子さんの歌唱を覚えている。懐かしの代表曲を歌う彼女はタメて遅れ気味に歌っていた。気持ちはこもっているがとても苦しそうで、若々しい彼女も過去の往年の歌手のようにリズムに乗って歌いこなせない時がやってきたのかと少し悲しくなったものだった。年齢を考えれば仕方のないことだけど、、、
しかし今回目撃した松田聖子さんは変わっていた。新しい試みに挑み、旬の作家、アレンジャーから提供された歌を歌いこなすために訓練を重ね、松田聖子作品として作りあげていたのだった。同時に歌われた往年の代表曲もテンポは適切に修正されリズムにのり、作品として円熟味が増していた。
そこに松田聖子というスターの素晴らしさと第一線を走り続けるものの凄みを感じた。
おそらく年末の自分の歌唱をみて、自ら反省し、レッスンをして、いまの年齢にあった歌唱法を身につけ、新たに作品を練り直したのだと思う。素人目にも発声の重心が下がり、安定と美しさが増していた。
彼女に物申せる人はほとんどいないだろう。自分で気づき、[松田聖子]という作品を修正し高めていける姿にこそ、松田聖子の本当の魅力があるのだと思う。
自分を客観的にみる視点を磨きたい。
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